ガンプラ14.ガンプラ作成は工夫次第で効率化が可能
さて、仕事の忙しいお父さんの場合、ガンプラ作成は平日の夜が中心になり、1日で取れる時間は、多くても1~2時間程度。時間の無いときには30分くらいしか時間が取れないことも多いかと思います。しかし、ガンプラは完成させるには結構時間がかかるもの...。特にMGともなると部品点数も多いのでちょっとの時間ではそうそう簡単に完成にこぎつけることはできません。
こういうときに思い出すのが、
「大きな像を食べるにはどうすればよいか?」
という有名な言葉ですが、これをガンプラ作成に例えると
「部品点数の多いガンプラを組み立てるにはどうすればいいか?」
ということになるかと思います。答えは、「一口づつ食べる」となるのですが、ガンプラの場合はやはり「毎日ちょっとづつ作る」ということになるでしょうか?今回は、少ない時間を有効活用するちょっとした方法をお伝えします。
1.準備時間、後片付けの時間を短縮する
さて、ガンプラを毎日ちょっとづつ作る場合に意外と面倒なのが、準備と後片付けです。これは例えば時間が短時間しかとれないような場合には特に「マンドクセー( ゚Д゚)」となって作成する機会を奪ったりする曲者です。
この準備時間を短くするには、ズバリ「必要な道具をまとめておいて、1回で取り出すことができるようにしておく」ことが効果的です。具体的には、百円ショップなどで売っているケースなどに、普段作成に必要な道具を全部入れておきます。(ニッパ、アートナイフ、ピンセット、接着剤、スミ入れペン等々)で、作成時にはガンプラと一緒にこれを取り出せば、即発進可能=作成準備OKとなります。
初公開!これが管理人の工具箱です。ここに、ニッパ、紙やすり、スミ入れペン、クランプなど塗装以外の道具が全て入っています。これとカマボコ板があればどこでも製造可能です(^^)
また片付けについては、ガンプラの箱を製造工場とし、製造途中のものをそのままの形で収納することによりこれもかなり短縮することができます。
私が今愛用しているガンプラ作成用に使っているのはセイバーガンダムの箱です。
大きさ的にこれくらいがちょうどよいです。
で、ガンプラの箱の手前側に写真のように切れ目を入れて前に倒します。これでこの箱のなかで、パーツをニッパで切ったり、アートナイフでゲート処理したりします。ちなみに私はこの箱を
「小さなガンプラ組み立て工場」
だと思っております!そう思うとカッコイイ!ので...。
この箱を使うメリットは
・箱が壁になって、部品切断時の切りくずがあちこちに飛ぶのを大幅に削減!
机が殆ど汚れません。
・組み立て途中でも、箱をそのまま閉じてしまえば、ゲート処理途中などのままの状態で保存可能。次回にすぐに続きの作業に取り掛かることが出来る。
・ガンプラの箱を有効利用するので、お金もかからず、地球に優しい~♪
ということで、箱を使うと、後片付けや、作成の中断~復帰が随分と楽になります。ぜひお試しあれ~♪(タダだし...)
2.ランナーを検索する時間を短縮する。
ガンプラを作っていて意外と面倒なのは、「部品が付いているランナーを探す」ことです。
とくにMGともなると、ランナーはA,B,C...Nぐらいまでは平気であったりします。特に組み立て当初は、どれがAでどれがBだか記憶していないので、部品がついているランナーを探すのに結構時間がかかります。さらに言うと、ランナーの種別を表すAやBの文字も見にくいので探すのに一苦労です。これは例えば、1個で30秒くらい時間がかかるとすると、60回ランナーを検索するのに30分も時間がかかる計算になり、意外と侮れない値となります。
これを防ぐには、
「ランナーの記号が1発で分かるようにする」
ことが有効です。これに役立つのは「付箋=ポストイット」です。
・まずはポストイットに目立つように、A、B、Cと書いたものを用意します。1枚に1つだけ記号を書きましょう。
・該当するランナーを含む袋にポストイットを貼り付けます。A,Cのランナーが含まれている袋にはAとCのポストイットを2枚貼ります。
これで、袋を見るだけで一発でその袋に入っているランナーの種別を見分けることができるようになります。AとかBとかいう紙が貼ってありますから...あたりまえですね。
しかもポストイットは、また剥がして再利用できるので、一度A,B,Cと書いたものを用意しておけばずっと使い回していくことができ、地球に優しいです。
とにかくこれで、ランナーを探すストレスとも永久にオサラバです。
3.ゲート処理を省けるところは省く
ガンプラをいくつか作成していけば気が付きますが、面倒なゲート処理を省いても良い場合があります。例えば、ポリキャップが被さる軸などの部品は、どうせ外部から隠れてしまうので一生懸命きれいにゲート処理をしてもあまり意味がありません。こういう外から見えないような部品は
「一回で根元からニッパで切断してゲート処理完了」
すれば十分です。
ただし、ゲート処理が必要か不要かは、事前に説明書をよく読んでその部品がどこにどのようにハマルのかを把握する必要があり、これは多少の経験が必要です。でも、それが分かるようになればその分だけ無駄な時間を短縮することができます。
4.同じランナーの部品はまとめて切る
ガンプラは説明書の順番に作っていくのが普通だと思いますが、ある程度のブロックで同じ種類のランナーに付いている部品はまとめて切ってしまいましょう。
普通のシーケンスなら
ランナーを探す->ニッパを手に取る->部品切断->ニッパを置く->ランナーを探す
を繰り返すことになるわけですが、部品をある程度の単位でまとめて切るとこにより
・ランナーを探す回数
・ニッパを手に取る、ニッパを置く回数
を減らすことができ、結果として時間を節約することができます。
とりあえず簡単にできる工夫としては以上ですが、きっと他にもいろいろあるかと思います。
いずれにしろ、貴重な時間を有効に活用して
「4体の作成時間で5体製作」
とできるだけ楽してガンプラを量産をして行きましょう~♪
ただし、ガンプラはあくまで趣味なので、あまり効率を求めすぎないほうがいいかもしれません。GoodEnough(大体よければそれでヨシ!)な精神で行きましょう。
Anonymous (04/19)
Anonymous (04/19)
Anonymous (04/19)
Anonymous (04/19)
Anonymous (04/19)
tkt0314 (04/18)
スミ入れマーカー (04/18)
Anonymous (04/18)