ガンプラ19.ゴッドハンドのアルティメットニッパーは究極か?
■偶然の出会い
さて、ニッパーといえばガンプラ製作には欠かせないマストアイテムですが、私は最初の1年ぐらいは、普通のプラモデル用ニッパ、それ以降は現在に至るまで「ガンプラモデラー定番」と言われている、「タミヤの薄刃ニッパー」(現在3代目^^;)を使っています。
そして、今使用中のニッパーはそこそこ年数も経ってきたし、「そろそろ新しいニッパーを新調かなー」という時期になりました。
よし!今回はどうせなら「究極のニッパー」を探してみよう!
ということで、Googleで「究極のニッパー」で検索(<-なんてベタなんだ^^;)してみると...なんということでしょう...
究極のニッパー 「アルティメットニッパー」 SPN-120
「ダントツの切れ味!」 ニッパーの常識が変わります!
という、まさにそのものズバリの名前の商品が出てくるではありませんか。
うーむ、これはなんだかスゴい。ただし、ホントならですが...
とりあえず、これを作っている会社ゴッドハンドの代表者のWEBサイトに行ってみると
・ニッパーのことなら何でも聞いて!!!
・中でもニッパーには自信があります!!
・ニッパー世界一を目指して!
と、どうやらマジで「ニッパー世界一」を目指している様子...。
これは、試して見るしか無いカモ!ということで、試しに注文してみることにしました。
そして、数日後...
ついに到着しました。
「究極、切れ味グレード5」
これが究極のニッパのパッケージです。
ちなみにグレード5というのは、どこからきた数値なのかはよくわかりませんが、
「すごい、五倍以上のエネルギーゲインがある」
と、同じでとってもスゴいことを表しているのではないかと思います^^;。
そして、写真はパッケージの裏側です。これによると
「力を入れて切ると刃が破損してしまいます。
軽く切れるよう設計してあるのでくれぐれも
力を入れないようにお願いします。」
おお!これはいかにも切れそうだ!
■みせてもらおうか、究極のニッパーの性能とやらをっ!
ということで、写真が「アルティメットニッパー SPN-120」です。
グリップは青いですが見た目は、タミヤの薄刃ニッパーに似ています。
で、写真は「アルティメットニッパー SPN-120」の先端部分です。
右端に「1566」と刻まれていますが、これはレーザーで刻印されている、
シリアルナンバーでもちろんこのナンバーは世界に1本しかありません。
写真は左側の刃のアップです。こちらは刃がかなり細いですが...
反対側はエッジが平らになっています。
そうです、このアルティメットニッパーは、刃が片側だけに付いているかなり特殊な仕様となっているのです。(切断は、まな板に包丁を入れるように行われるとのことです。)
ちなみに、片側にしか刃がないので、強く握ると刃が潰れてしまう心配があります。
これはバネの下に出っ張っているストッパーで一定以上力が加わらないようになっているので大丈夫です。
写真は、タミヤの薄刃ニッパーと並べたところです。
刃の長さはアルティメットニッパーのほうが若干ですが小ぶりとなっています。
そして圧倒的に違うのはその刃の薄さです。
タミヤの薄刃ニッパーは先端部分にいくに従って刃が薄くなっていますが、アルティメットニッパーは全体的にかなり薄くなっています。
ということで、試しにアルティメットニッパーでゲートを切断してみると...
■切れる、私にも切れるぞっ!
手応えがほとんど無く、「サクッ」といったカンジで、いとも簡単にゲートが切断できました。
タミヤの薄刃ニッパーに比べると、手応えは半分ぐらいで、とにかく軽い!
いままでのニッパでは
パチッ!
という音とともに、ゲートが切れていましたが、このアルティメットニッパーでは、ほとんど音がしません。ということで、切れ味とその手応えの軽さは、いままで使っていたニッパとは明らかに違います。
さて、このアルティメットニッパーで写真の、パーツのゲートを切断してみると...
(これが何のキットだかは、気にしないでくださいね^^;)
実際の切れ味はというと、写真の切りにくそうな、ゲートも...
一発で写真のように、平らに切断できました!
おー!これはいいや!
■通常の3倍の速度で作業可能?
そして、切れ味も気になりますが、やはり気になるのは作業スピードがどれぐらいアップするのかということです。
ということで、写真の青いパーツ1つを...
従来通り、ニッパー+デザインナイフでゲート処理すると、
処理時間は約46秒となりました。そして...
アルティメットニッパーで切断すると約26秒となりました。
まだ慣れないのでこのタイムですが、ニッパーの扱いに慣れてくれば、3倍とはいかなくても2倍くらいの作業効率UPができそうです(^^)。
ゲート処理の出来栄えは写真の通りです。
右側がデザインナイフ、左はアルティメットニッパーでの処理となります。
■総評
このアルティメットニッパーですが、確かに薄刃ニッパーよりはよく切れて、ゲートの切断面もキレイです。ただし、慣れもあるのでしょうが、やはりデザインナイフで処理したほうが切断面はキレイになります。
しかし...
その後、パーツをいくつか切っているうちに徐々にコツがつかめてきたのか、だんだん切断面がキレイになってきました。まあ、ニッパーは刃物ですから、やはり使い方によってはよりキレイな切断面になるようです。ということで、もう少し使い込んでいけば、デザインナイフの出番は随分と減るのではないかと思います。
自分としては、これはなかなかいい買い物をしたと思っています。
これでゲート処理が随分と楽になりそうです。ゴッドハンドさんGood Job!
■アルティメットニッパーの性能以外の利点
このアルティメットニッパーですが、値段はタミヤの薄刃ニッパーよりも1000円ほど高価となります。ただしこのニッパーの製造元のゴッドハンドさんでは、量産品のニッパには無い以下のサービスをつけています。
・切れ味が悪かったら返品OK
・使い古して切れなくなってきたら、刃の研ぎ直しも500円で可能!
(2012/06/16現在)
まあ、購入時に切れ味が悪いということは、まずないと思いますが、将来切れなくなったときに500円(送料は別途)で、新品同様の切れ味に戻るなら、じつは長い目で見るとお得だったりします。そして何より、日々使っている愛着のある道具が使い捨てでなく、長く使えるのは非常にECOで今の世の中にもマッチしていると思います。
ニッパは使い捨てだと思っていましたが、研ぎ直して何度も使用できる刃物だという認識を、今回はじめて持つことができました。ゴッドハンドさんありがとう!
ということで、よりゲート処理を楽にするなら、このアルティメットニッパーはオススメです!(^^)
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注:アルティメットニッパーは、ハンドメイドのため状況によっては在庫が無くなってしまうことがあります。しばらく待てば在庫が復活するので、ない場合はマメにチェックしましょうね^^;。
Anonymous (04/19)
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Anonymous (04/19)
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tkt0314 (04/18)
スミ入れマーカー (04/18)
Anonymous (04/18)