RX-78GP03S ステイメンは、「機動戦士ガンダム0083」に登場した3体目の試作型モビルスーツである。パイロットは、コウ・ウラキさん。このステイメンという名前は「雄しべ」という意味であるが、これはデンドロビウムを花に見立てた場合、その雄しべの所に、ステイメンが位置することからこのような名前が付いたということである。そして、最後のガンダム試作機であるこのステイメンはかなり高性能で、数年後に開発されたグリプス戦争時のMSに匹敵する性能を持っていたらしい。(ということは当時はほとんど無敵?)
さて、キットのほうはというと、プロポーションはなかなか良好で、はっきりいってかなりカッコよく、その白い機体は美しいの一言に尽きる。ただ、発売が2001年というHGUC初期ということからか可動に関しては現在のものと比べるとかなり物足りない部分はあるので購入する場合はここはあまり期待しないほうがよいかもしれない。また、色分けについては、設定どおりにするならかなりの部分塗装をする必要があるので、作るにはちょっと覚悟が必要なキットではある。
しかし、フルバーニアン、サイサリスを既に持っている人はぜひ、このステイメンをGETして、3機を並べて飾ってみることをオススメする。
・塗装必要個所
大まかな色分けは成型色とシールで再現されているが、細かいところまで設定どおりにするならかなり部分塗装が必要。
・バーニア(内部が赤)
・肩や脚などの全身の窪み部分あちこち(黒)
・ビームライフル、バズーカのスコープ部(レッド)
・シールドの左右両端(ブルー)
・ビームサーベル刀身(クリアピンク)
・コアファイター
コックピット周辺(グレー、黒)
コックピット横のエアインテーク?(黄)
ランディングギアのタイヤ部分(黒)
窪み部分(グレー)
特に、シールドのブルーと本体の黒い部分は随分と印象が変わるので塗装することを推奨
パーツ分割は昔のキットなのに意外にも合わせ目がほとんど目立たない工夫がされている。腕は、フォールディングアームが内蔵されている機構があるせいか合わせ目が全く無く、気になるのは足のスネの部分と武器ぐらい。
合わせ目消しが必要なのは
・足(スネ、太ももの後ろ)
・バックパック
・ビームライフル、バズーカ
・コアファイターのコックピット周辺等
・武器、付属品
ビームライフル(GP01の強化型でデザインが少し違う)
フォールディングバズーカ (中央から折りたたみ可能)
ビームサーベル(白一色成形(-_-;))
フォールディングシールド (中央から折りたたみ可能)
左右平手、ビームサーベル用握り手左右(ライフル用にも使用)、バズーカ用握り手左右
コアファイター(飾り用^^;)
・可動
・可動範囲は全般的にかない狭い部類。特に上半身はまあまあといえるが、ヒザの可動範囲はかなり狭い。ただ、宇宙用ということを考えると「足は飾り?」と言えなくもないので、まあこれでもよいのかもしれない。また、上半身では特にフォールディングバズーカを構えるときに、肩に担いだり普通に構えるポーズを取ることができず小脇に抱えるようなポーズしかとれないのがちょっと残念ではある。しかし、フォールディングアームなどもちゃんと再現されているのは高ポイント。
■おまけ
ついに、GP01Fb フルバーニアン、GP02A サイサリス、GP03S ステイメンの3機が揃いました!
3機で一斉攻撃です。こいつらが揃えばきっと無敵~♪
フルバーニアンとステイメンを並べてみました。こうして見ると意外ですが、ステイメンのほうが全体的に小さくてコンパクトだったりします。特に足の大きさはフルバーニアンはかなりデカイ...。
さて、最後に映像問題です。
写真は、フルバーニアン(上)とステイメン(下)のビームライフルです。
ほとんど同じに見えますが違うところはどこでしょう?
ということで、ビームライフルの一部を拡大してみました。
これを見ると、エネルギーパック周辺が一番違っていて、その他にも良く見るといろいろなところが、本当に部妙に変わっていることが分かります。これはコダワリなのか、それとも同じような設定画を元に、金型を別に作ったからこうなったのか...うーむ。ナゾですな ^_^;
Anonymous (04/19)
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tkt0314 (04/18)
スミ入れマーカー (04/18)
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