ブルーディスティニー2号機はゲーム「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」シリーズなどに登場する地球連邦軍の試作型モビルスーツである。(型式番号はRX-79BD-2)この機体は型番を見て分かるようにRX-79G陸戦型ガンダムをベースに製造されているため、頭部はガンダムタイプとなっている。宇宙戦闘のために機体は宇宙用に仕様変更され、武器もビームライフルが標準装備となっている。
ちなみに名前に「2号機」と付いていることから推察できるように、このブルーディスティニーには1~3号機までが存在しているようである。そのせいもあり、キットのランナーには「2号機」のタグが随所に見られ、ここを差し替えることにより順次、1号機と3号機のキットも発売される模様である。(バンダイマジック炸裂?)それはさておき、キットのデキはというと
「可動範囲が広くまさに最新のHGUC!」
という非常に良いキットとなっている。ただしその反面、将来の1号機などへのパーツの流用や、コストダウンのためか色分けがかなりシールに頼る作りになっているのがちょっと残念である。(手抜きと言われてもしかたがないような気もする。)特に関節の白い部分がシールで色分けされていたのは、自分としては驚愕の事実!であった...。ただ、逆に言うとシールを使わずに部分塗装を行うならその辺は全く問題ないので、このキットはちゃんと部分塗装を行うことを前提に製作を行うことをオススメしておく。
さて、いずれにしろ、ファーストガンダム世代の人には、あまり馴染みの無いブルーディスティニーであるがガンダムの1バリエーションとして、いろいろなガンダムの横にでも飾ってみることをオススメする。
・塗装必要個所
色分けは以下の部分がシールで再現となっている。
・胸と脚の3角形のマーク
・アンクルアーマーの白
・胴体中央のエアインテークのような黄色い部分
・腹部有線ミサイルの白
・フロントアーマーと股間の黒
・バックパック上部スラスターの白(中央が黒)
・ヒジ関節の白
このシールまで考慮に入れれば色分けのレベルは高く、部分塗装が必要なのは
・胸部バルカンのグレー
・バーニアの内部がレッド
・ビームライフルのグレー部分
ぐらいである。
ただし、バックパック上部スラスターはシールだとせっかくの立体的な造型が、ペッタンコの印刷になってしまいかなりカッコ悪くなるので最低ここは部分塗装することをオススメする。
・パーツ分割は、脚部と肩アーマーについては合わせ目がほとんど無くスバラシイ。ただしそれ以外は通常のHGUCに準じて、結構合わせ目は多い。
合わせ目消しが必要なのは
・アンクルアーマー
・胴体、胸
・前腕、肩関節
・頭部
・バックパック
・ビームライフル
などなど...。
・武器、付属品
ビームライフル
ビームサーベル(脚のサーベルラックに収納化。刀身はクリアピンク成型)
シールド(前腕にマウント可)
握り手(左右)、ビームライフル用右手
・可動
ヒジおよびヒザ関節はそれぞれが2重関節でかなり可動範囲は広い。そして特筆すべきは足の先端がちゃんと可動するようになっていることで、これによりヘタをすると昔のMGを凌ぐほどの可動を誇っている。このキットはこれからのHGUCの可動がどうなっていくかを示すものとなるに違いない。
・ヒザ・ヒジは2重関節でかなり広い可動範囲
・腰が回転する
・股関節の軸が回転する
・肩アーマーが上部に大きく跳ね上がる
・足の先端が可動
■おまけ
ジムレンジャーに新戦力加入?
オレの名はブルーディスティニー、とある目的で故郷からアニキのところにやってきた。
ディスティニー「あっ!クゥエル兄さんだっ!」
ジムブルー「おう、誰かと思えば弟のディスティニーじゃないか。ちなみにオレは今ではジムブルーだ。で、このオレに何の用だ?」
ディスティニー「そうだ兄さん、今日はぜひお願いがあって兄さんに会いに来たんだ。ぜひこの僕をジムレンジャーに入れてくれっ!」
ジムブルー「ふっ...。お前にはムリだ...。」
ディスティニー「ええっ!どうしてっ?!」
ジムブルー「子供の頃は何をやってもいつもオレが一番だった。この肩の番号のように。そしてお前はいつも2番だった、その肩の番号のようにだっ!」
ディスティニー「うげっ!ホントだ?!どういうわけだがオイラは2番でアニキが1番...」
ジムブルー「そんな、弱っちいやつにジムレンジャーの過酷な任務を任せるわけにはいかん!」
ディスティニー「兄さん、でも今のオレは随分と強くなったんだよ!ぜひジム隊長にオレを紹介してくれよ!」
ジムブルー「よし、そこまで言うのなら子供の頃にしたアレでオレに勝ったらお前を紹介してやろう!」
ディスティニー「サンキュー兄さん!じゃあ、いくよ...」
...
ディスティニー&ジムブルー「コマネチ!!!」
ジムブルー「おおお!お前のコマネチのほうが踏み込みが深い。う、うむっ、こっこれは...。いつの間に、足先が可動するようになったんだ?」
ディスティニー「兄さん、これが最新のHGUCテクノロジーの成果さっ!」
ジムブルー「むぅ、よくやる!これがあのウワサのバンダイ脅威のメカニズムというやつなのか...。よし、確かにこれは私の負けだ。お前をジムレンジャーに入隊できるようにジム隊長に紹介して...」
その話ちょっとまったぁーー
ジムブルー「あっあなたは?」
ジムブルー「ジム隊長ではないですか!(ナゼこんなところに?)」
ディスティニー「ええっ!この人がウワサに聞くあのジム隊長?(何もしないと評判の?)」
ジム隊長「残念だが...」
ジム隊長「キミをジムレンジャーの一員として迎えることはできん!」
ディスティニー「ええっ!どうしてですか?オレはまだ何も...」
ジム隊長「なぜならば...」
ジム隊長「キミの顔は”ガンダム”じゃないか!!!」
ディスティニー「ガーーーーーーン!!! ああ、本当だっ。いままで全然気づかなかった!!こんなことなら1号機に生まれたかった!!」
ジム隊長「ジムレンジャーにはジムしか入隊できんのがルールなのだ。分かってくれ...。」
ディスティニー「ううう、なんてこったい...orz」
ジムブルー「なんて不敏なんだ弟よっ(;_;)」
それから数日後...
ディスティニー「あのー、兄さんと顔を交換してもらったんですけど、これじゃダメでしょうか?...テヘヘ^^;」
ジム隊長「ダメッ(゚Д゚#)!!」
ということで、ブルーディスティニーは結局、ジムレンジャーには入隊できなかったとさ。ちゃんちゃん~♪
前回のお話はこちら
Anonymous (04/19)
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