「RX-75 ガンタンク」といえば、あの伝説のアニメ「機動戦士ガンダム」の中で、地味ながらもV作戦戦士の一角として、最初から最後までガンダムと一緒に戦った名脇役である。主なパイロットは、ハヤトとリュウさん。(アムロが乗ったこともありました。)
MG第一号のガンダム(1995年)から、ガンキャノンが発売され、その後長い間登場が待たれていたこのガンタンクであるが、14年の歳月を経てついにMGとしてキット化されることとなった。ちなみに、その間にガンダムが、Ver1.0->Ver1.5->Ver0079->Ver2.0と幾多のバージョンアップを繰り返した結果、このMGガンタンクは最初からVer2.0仕様でリリースされている。(といいつつ、ガンタンクにはVer2.0は付いていないことに注意!まあ、初代ですから^^;)
さて、この「MG ガンタンク」は、もちろんその全てが新規に開発され、可動や色分け、パーツ分割に至るまで最新の技術が投入されている。本キットの特徴としては
・下半身のキャタピラ部分が無駄なほど?凝った作りになっていて、ギミックが満載!
・アニメのガンタンクのイメージそのままの、丸くちょっと弱そうなフォルム
・コアファイターはガンダムVer2.0と共通で、完全変形&合体を実現!シートが90度回転する
・パイロットはハヤトとリュウさんが付属!ついでに、ブライトさんとミライさんも付いている。
・合わせ目が皆無で、色分けはほぼカンペキ!
・コックピットのコンソールが発光するギミックあり。(ここが光ることに意味があるのかは不明^^;)
と、素晴らしいできとなっている。MG ガンダムにガンキャノンを作ったそこのあなた!ガンタンクは必ず作ってV作戦戦士を3体そろえてみることをオススメする!
・塗装必要個所
本体は全く塗装の必要が無い。ただし、頭部コックピットのキャノピーは取説のカラーガイドには載っていないものの、写真を見る限りクリアブルーで塗装されているようである。(ここは好みで透明のままにするか決めましょう。)
細かな部分では、いつもどおりフィギュアは塗装が必要。特に頭部コックピットのハヤト君は黄色の成形色のままだとちょっと目立つので、彼だけは部分塗装してあげることを推奨する。あっ!できれば、コアファイターのリュウさんも^^;
・パーツ分割が工夫されているため、武器類を含めても合わせ目は全く無い!
キャノンの繋ぎ目部分に合わせ目があるが、ここはシールで隠れるようになっているのがスバラシイ。
・武器、付属品
120mm低反動キャノン(砲身が伸び縮みする)
40mm 4連装ボッブミサイルランチャー(砲身が伸び縮みする)
コアファイター(ガンタンク内部に格納。ガンダムVer2.0と共通)
コアファイター用台座(クリアパーツ成形)
1/100リュウ(ノーマルスーツ,軍服)、1/100ハヤト(ノーマルスーツ,軍服)
1/100ミライ(軍服)、1/100ブライト(軍服)
・可動
このガンタンクは脚部はないものの、キャタピラ部分は以下のようにいろいろなギミックが満載となっている。
・キャタピラのベルトはちゃんと可動する。
・タイヤのダンパーの角度を変えるスイッチ付き。
・各タイヤのダンパーはプラスチック製スプリングで伸縮する。
・前部のドーザーを展開することで、土木作業が可能!
・後部のキャリアを展開することで、輸送作業も可能!
・左右のキャタピラ取り付け部分は可動し、ベルトの方向をそれぞれ変えられる。
また胴体はVer.2.0ガンダム同様に前後に可動する関節がある。腕に関しては可動は標準的なものの、ヒジ関節は伸ばすことにより可動範囲を広げられる機構も内蔵されている。ガンタンクはもともと動きのある機体ではないので、これだけの可動があればもう十分であろう。
■おまけ
○V作戦戦士、大地に立つ!
これでついにホワイトベースの3機のモビルスーツが勢ぞろいしました!
この日が来るのをきっと多くの人が待ちわびたことでしょう。当ブログでも、たびたびMGガンタンク発売の噂が飛び交ったことがありましたが、ついにその日がやってきました!後は、MG ガンキャノンVer.2.0が出れば言うことありません!(バンダイさんぜひお願いします。)
○V作戦試作機
V作戦では、コアブロックを核とし、ユニット化されたパーツを組み合わせることにより、いろいろな戦局に柔軟に対応できるようになっていた。ということで、きっといろいろな試行錯誤があったに違いないということで...(以下、設定は適当です^^;)
脚部の開発が遅れていたことから、脚部はキャタピラで上半身はガンダムのMSが試作されることとなった。
ただこの機体は、戦艦並みのビームライフルを持っているものの、その機動力の無さから動きの速い対MS戦においてはかなり不利な戦いを強いられることとなった。
次に考えられたのは、上記とは逆のコンセプトで、高い機動力と高い火力を持つこのタイプである。
ただし、接近戦に持ち込まれると、武器が長距離用なので反撃が難しいという致命的な欠点があった。だが、脚が付いているので逃げ脚だけは速かったという記録が残っているとかいないとか...。
参考までに、上記の2体でユニットを組むと写真のような部隊になる。
が、見てのとおりどちらも接近戦は苦手なので、この部隊が実戦で活躍することはなかった...。
さて、モビルスーツは地上だけではなくその活動の範囲は宇宙も想定されうる。そこで...
究極の機動力と、火力を両立させたのが、写真の「ガンタンク高機動タイプ」である。
この機体は、急速接近&一撃離脱用に、大推力のGファイターBパーツにガンタンクのAパーツ?を組み合わせることにより実現されているが、いかんせんGファイターが1機しか製造されなかったため、ガンタンクにまでこの装備が回ることはなく実現することはなかったのが残念である。
さて、Gファイターとガンタンクをなんとか組み合わせられないかと、考えられたのが写真のガンタンク+ガンダム+Gファイターのなんだかよくわからない機体である。(セイラさんも乗っています^^;)
この機体、後ろにもキャタピラが付いているので、転倒に強いことだけが取り柄である。
最後に、番外編としてガンキャノンのBパーツ?にガンタンクのAパーツを乗せてみた。
と、これが意外に違和感がなくていいかもしれない。今度、こいつをV作戦の主要MSに推薦してみることにしよう。
と、コアブロックが共通だといろいろと遊ぶことができます。この調子で、ぜひガンキャノンもVer2.0化して欲しいものです。もちろん、コアファイターは共通で...^^;
Anonymous (04/19)
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tkt0314 (04/18)
スミ入れマーカー (04/18)
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