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HGUC AMX-107 バウ まとめ

HGUC AMX-107 バウ @ 2012年4月30日

「バウ」はアニメ「機動戦士ガンダムΖΖ」に登場した可変型MSである。パイロットはグレミーさん。本機ダブルゼータガンダム同様に、機体をふたつに分離させ、それぞれを戦闘機として運用するというコンセプトで試作されたが、パイロット不足の中複数のパイロットが必要ということで、一時開発を中断されている。結局これは、1機を無人で運用することにより解決されることとなったが、そのおかげで無人機のバウ・ナッターを、大型ミサイルとして使用するという、ある意味恐ろしい運用方法も考え出されるに至った。

さて、本キット「HGUC バウ」は、1990年2000年発売ということで、HGUCとしてはかなり初期のころのキットである。それを勘案して特徴としては
 ・差し替えナシでの完全変形を実現!余剰パーツもほとんど出ない。
 ・完全変形ながら、なかなかのプロポーションを実現!
 ・とはいえ、やはり色分けは最近のキットからすると少しツライ。
 ・モノアイの位置がシールでの選択式と、時代を感じさせる仕様!
となっている。
合体変形ロボを見て育った世代にとって、やはりこういうキットは一度は作ってみたいもの...。また、組み立てながら最新のガンプラにはない特徴を見つけるのも、なんとなく乙なものである。ということで、ぜひダブルゼータガンダムと一緒に並べてみることをオススメする!

・塗装必要個所
さすがに、12年前のキットということもあり、設定通りにするなら多数の部分塗装が必要。ただし、重要な部分はかなり色分けされているので、意外とそのままでも大丈夫。
 ・各部スラスター内部の赤、グレー
 ・シールドのエンブレムのイエロー
 ・シールドのメガ粒子砲の赤
 ・脚部後方中央のグレー
 ・ビームライフルの動力パイプの赤
 ・ビームサーベル持ち手のグレー
 他

・HGUC初期のキットということもあって、合わせ目は普通に存在する。ただ、この時期のキットとしては、結構工夫もされており、意外と合わせ目は少ないのではないかと思われる。
合わせ目としては、
 ・バウ・ナッターの機首部分
 ・プロペラントタンク
 ・脚部の脛付近
 ・ビームライフル他

・武器、付属品
ビームライフル
シールド(メガ粒子砲内蔵)
ビームサーベル X 1(黄色で一体成型。クリアパーツは使用されていない)
グレネードランチャー(腕部に内蔵)
ミサイル(主翼にマウント)
握り手左右、ライフル用右手

・可動
ヒザは90度以上曲がるが、ヒジは90度は曲がらない。初期のHGUCであることや、可変MSということもあり可動域は全体的に広くない。ただし、最近のキットである「HGUC ダブルゼータガンダム」が、差替えでの変形に対し、このバウは差し替えナシでの完全変形なのは評価できる。(とはいえ、キットそれぞれのコンセプトの違いでこうなったのでしょうが...)

■おまけ

○可変モビルスーツ2体

HGUC バウ
バウを同じ可変MSである、ダブルゼータガンダムと並べてみました。
うーむ、これは...。体格が随分と違いますね。

HGUC バウ
HGUC バウ
それぞれの上半身である、コア・トップとバウ・アタッカーを並べてみました。
上半身はバウのほうがかなり豪華装備となっています。
コアトップは意外とスッキリとした作りとなっています。

HGUC バウ
HGUC バウ
こちらは、下半身のコア・ベースとバウ・ナッターです。
と、こちらはコア・ベースの重装備さが際立ちますな。まあ、バウナッターは基本、飛ぶことしかできないので、これはしょうがないですね^^;。

HGUC 1/144 AMX-107 バウ (機動戦士ガンダムZZ)HGUC 1/144 AMX-107 バウ (機動戦士ガンダムZZ)

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