MG RX-78-2 ガンダム Ver.3.0 まとめ
「RX-78-2 ガンダム」といえば、あの伝説のアニメ「機動戦士ガンダム」の主役機である。パイロットはもちろん、アムロ・レイ。ガンダムの歴史はこの機体から始まったのでもう説明の必要は無いであろう。(もちろんガンプラとして最初に発売されたのもガンダムなので、ガンプラの原点であるとも言える)
さて、今までにこのガンダムはMG第一号として発売された、Ver1.0(1995年)から、Ver1.5(2000年), Ver0079(2005年)、Ver.2.0(2008年)(その他バリエーションではVer.Kaなどもアリ)と何年かおきに新しくバージョンアップしたキットが発売されている。そして今回メジャーバージョンアップとして、Ver3.0を冠したキットとして登場することとなった。(大体5年おきにVerUpしているので、次回は2018年?)
さて、この「MG ガンダム Ver3.0」は、全てが新規に開発され、可動や色分け、パーツ分割に至るまで最新の技術が投入されている...はずなのだが、ナゼかどこかで見たキットのような気がするのは気のせいだろうか?(詳細はオマケを参照^^;)
さてこの「MG RX-78-2 ガンダム Ver.3.0」のキットのデキはというと
・Ver.2.0とはうって変わって、外装には細かなディテールが施されている。
・関節部はノーマルタイプとマグネットコーティングタイプが選択可能!
・LED(別売り)でカメラアイが発光!(ついでに頭頂部や、頬など余計な所まで発光する)
・コアファイターの完全変形&合体を実現!シートが90度回転する。(実はVer.2.0と同一)
・シールはRGでお馴染みのリアリスティックデカールが付属!
・合わせ目が武器も含めてほとんど無い!
・色分けも、ほぼカンペキ!
と、キットとしては素晴らしいできとなっている。ただし、Ver.3.0に目新しさを期待していた我々からすると、Ver.2.0仕様のコアファイターと武装、そしてRGとそっくりなパーツ分割ということで、ちょっと肩透かしをくらった感は否めない。
それでも、Ver.2.0と比較すると全く別物になっているのは間違いないこのVer3.0。とりあえず、Ver.2.0から5年後のキットとしてぜひ作ってみることをオススメする!(それはそうと、他のキットのVer.3.0化は...きっとないよね)
・塗装必要個所
本体や武器なども含め、部分塗装が必要と思われる場所は見当たらない。Ver.2.0では白となっていた頭部のバルカン砲はVer.3.0ではちゃんと成型色で黄色になっているのはGood!
また、いつもどおりフィギュアは塗装が必要。(アムロ君なので塗装してあげてください^^;)
・パーツ分割が工夫されているため、武器類を含めても合わせ目はほとんど無い!
ハイパーバズーカは砲身が筒状のパーツになっているので完全に合わせ目レスなのが素晴らしい。また頭部も全く合わせ目が無い構造になっている。
・武器、付属品
ビームライフル(お尻とシールドの裏側にマウント可)
ハイパーバズーカ(お尻にマウント可)
シールド(除き窓が開閉、腕と背中にマウント可)
ビームサーベル(ランドセルに取り付け。刀身はクリアピンクのものが2本付属)
可動式のマニピュレータ(左右)
コアファイター(ガンダム内部に格納、ランディングギア付き)
コアブロック
1/100アムロ(パイロットスーツ、座/立)、
・可動
ヒザやヒジなどは最近のMG同様180度近くまで可動する。特徴的なのは
・足先が3ブロックに分かれており、それぞれが可動。(足を大きく開いたときの接地性が良好。)
・コアファイターが内蔵された状態でも胴体を捻ったり、腰を前後に動かすことができる
・肩関節は肩アーマーを反転させなくても腕をほぼ真上に上げることができる
・指は関節が3つもあるので表現力豊か
となっている。
■おまけ
○噂の真相は?
このキット、RGとそっくりだということで実際に並べてみると...
うーむ、これは確かにサイズが違うだけで他人の空似とは思えない、そっくりさんです。
更にスゴイのは、パーツ分割だけでなく、シールの配置などもそっくりなことです。
(ヒザはどちらも、「ふなっしー」してます^^;。)
ちなみに、シールで48番~51番、55番が取説では未使用になっていますが、RGを見る限りこれはシールドの上下に貼るシールのようです。取説で指定を忘れたのか、あえてRGとは違う指定にしたのかは定かではありませんが...。
ということで、内部のフレームは別物ですが外装を取り付けた状態だと、RGを1/100サイズにしたものがこのVer.3.0というのは、あながち間違いではないようです。
○ガンダムVer.3.0への道
これで手持ちのMG ガンダムが全部で4体になりました。ということで...
時代順に並べてみると、左から
・MG ガンダム Ver.1.5
・MG ガンダム 0079
・MG ガンダム Ver.2.0
・MG ガンダム Ver.3.0
となります。うーむ、これだけよく揃ったものだ...。
写真は4体を横から見たところです。
ビームライフルのデザインやサイズも、微妙に異なっているのが面白いです。
そして、全部ガンダムなのですが、腕のデザインは全部違っていたりします。
アニメに一番忠実なのは、表面がなめらかなVer.2.0でしょうか?
こちらはMG ガンダム 4体を背中側から見たところです。
背中から見るとバックパックがなかなか興味深くて...
写真左のVer.1.5から写真右の0079になると、バーニアが大型化しています。そして...
写真左のVer.2.0ではバーニアが極小化、それがVer.3.0では再度極大化しています。
こちらは、左にVer.1.5, 右に0079を並べたところです。
Ver.1.5から0079で、一気に表面のディテール量が通常の3倍!ぐらいになってから...
これまた左のVer.2.0で細かなディテールが無くなってつるんとした状態になります。これがまたVer.3.0でディテール復活&増量!となっています。こうして見ると、ガンダムは新しく出るたびに、違うコンセプトのキットが交互に出ているような気がするのは気のせいでしょうか?(時代とともに、振り子のように揺れているようです。となると、次回は表面なめらかで、バーニア小さめのシンプルタイプが来るのか?)
○13年目のコマネチ
さて、ではせっかくなのでいつものアレをやってみたいと思います。
ということで4機揃って...
コマネチ!
このコマネチを実現するために、我々は(Ver.1.5の2000年から)13年も待ったのだ~!
(↑たぶん誰も待ってナイ^^;)
まあでも、ガンプラが進化するにつれ、可動域も改善されるのでコマネチもだんだん流麗になっていきますね。
MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0 (機動戦士ガンダム) バンダイ 2013-08-10 |
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