RE/100 ガンダムMk-III まとめ
ガンダムMk-IIIは、誌上企画「Z-MSV」などに登場する試作MSである。当時、アニメ雑誌や模型専門誌は、それぞれ独自にMk-IIIを想定していたが、中でも最も広く認知されていたのがこの機体である。(パッケージの説明より)
この機体はアニメや漫画等には登場していないので、設定がイマイチ不安定?のようであるが、キットの機体解説によると
「MSF-007 ガンダムMk-IIIは、エゥーゴがグリーンノア1から強奪したガンダムMk-IIのデータを基に、AEが独自に開発した機体である。」
となっており、この機体がMk-IIをベースに作られたためMk-IIIという名称が付けられたものと思われる。
さて、この「RE/100 ガンダムMk-III」はキットとしては
・全身にわたり広い可動で、どんなポーズもカッコよく決まる!
・表面のディテールはMG以上に凝った作り!
・ゼータ似のガンダムヘッドは、なかなかのカッコよさ。
・百式を彷彿とさせるウイングバインダーを装備。
と、フレームレスのシリーズながら、プロポーションやディテールなどは非常によく出来たキットとなっている。RE/100の第一弾のナイチンゲールには手が出なかった人も、出来がいい第二弾RE/100の本キットを手にとって見ることをオススメする。
・塗装必要個所
色分けは成型色とシールでほぼ設定通りとなり、部分塗装が必要な場所はほとんど見当たらない。細かな部分ではスラスター内部のグレーが足りない程度。
・最新のキットだけあって、目立つ部分には合わせ目はほとんどない。長い分割ラインもミゾの中に隠す手法で処理されているので、モナカな構造でも意外と大丈夫。(例:ビームキャノンはモナカ構造だが、中央のミゾの中に合わせ目がくるなどよく考えてある。)
・武器、付属品
ビームライフル(予備のエネルギーパック4個付き)
ビームサーベル X 2(シールド表面に収納可、クリアピンクのビーム刃が付属)
ビームキャノン X 2
シールド(ヒジにマウント可)
マニピュレータ 握り手, 武器用握り手、平手が左右付属
・可動
体の硬かったナイチンゲールに続くRE/100の第二弾ということで、心配されていた可動であるが、MGとほぼ遜色ない出来を誇る。特にヒザなどは正座ができるレベルなのが素晴らしい。
・ヒザやヒジなどは最近のMG同様180度近くまで可動する。
・股関節は左右独立で、前後に可動する機構を搭載。
・肩関節はちょっと特殊な構造で前に引き出せる。
・腰部はアーム状のパーツで胸部と接続するため、胴体が前後に動く。
など新しい機構も取り込んだ、意欲的な作りとなっている。
■おまけ
○Zの系譜
写真は「ガンダムMk-III」をその1世代前の機体である、「ガンダムMk-II」と並べてみたところです。
うーむ、これは...。似ているところがあまり無いような気が...。
開発ではMk-IIが参考にされているとのことですが、外観はずいぶんと違いますね。
で、こちらはMk-IIIとその後の機体である、ゼータガンダムです。
こうして見ると、雰囲気はかなり似ていますが、ゼータガンダムのほうが随分と骨太のような気がします。
ゼータガンダムは細身の機体だと思っていましたが、Mk-IIIのほうがさらにスマートのようですね。
2体のアップです。
頭部は確かに似ていますが、アンテナはMk-IIIのほうが長くてシャープな形状となっています。
お次は、ウイングバインダーが似ているという噂のある百式さんです。
こうして並べると、百式が随分とズングリした体型に見えるのが不思議です。
そして写真は、ウイングバインダーを比較したところです。
でも、あれっ?百式のウイングバインダーって、こんなに短かったっけ...。
最後はMk-IIIを先頭に、全員出撃の図です。
(本来ならゼータが隊長なのでしょうが、気にしないように...^^;)
では最後に恒例の...
コマネチ!
こんなポーズでも、ちゃんとカッコよく見えるMk-IIIはスゴいですね。
RE/100 1/100 MSF-007 ガンダムMk-III (機動戦士ガンダムZ MSV) バンダイ 2015-01-24 |
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