HGUC ギャン まとめ
「YMS-15 ギャン」といえば、「機動戦士ガンダム」で登場した格闘戦用モビルスーツである。パイロットはマ・クベさん。取説によるとこのギャンは「高い格闘戦能力を有していたが、格闘戦に特化したゆえの汎用性の低さがゲルググとのトライアルに敗れる原因となってしまった」のは皮肉なところがある。
とはいえこのあたりの設定は大人の事情で後付けされたものらしく、リアルタイムでアニメを見た印象としては、このギャンはマ・クベ専用MSで、セコい作戦でアムロに挑むも、結局アムロの敵ではなくあっさりとやられてしまうという、ある意味やられキャラだったように思われる。
さて「HGUC ギャン」は初代が1999年にリリースされているが、それから17年以上の時を経て、Revive版として再度リリースされることとなった。
このHGUC ギャンはキットとしては
・最新の技術を使い、初代HGUCに比べ可動が劇的に改善!
・プロポーションは、腰が細めで今風?のフォルムを再現
・サーベルで突きのポーズが華麗に決まる、手首可動式のマニピュレータを採用
・シールドは可動機構により拳の前面に展開が可能
と、なっている。初代は可動にかなり難のあった本機であるが、ぜひReviveギャン組み立ててその進化の度合いを確認してみることをオススメする。
・塗装必要個所
本体は成型色で色分けされており、部分塗装が必要な箇所は見当たらない。特に通常なら省略されるシールドの裏側までグレーになっているのは、かなりよく出来ている。
・Revive版だけあって合わせ目はほぼ皆無。合わせ目は
・脚部脹脛の下部中央
ぐらい
・武器、付属品
ヒートサーベル(刀身はクリアイエロー成形)
ミサイルシールド
武器用握り手左右、手首可動式右手
・可動
Revive版だけあって、初代HGUCギャンに比べると可動はかなり改善されている。
・ヒジ、ヒザは180度近くまで可動する。
・腰のアーマーはリアアーマーを含め全て可動式。
・腰は回転はもちろんのこと、前後への可動も可能。
・シールドは拳の前面に展開可能なギミック付き。
■おまけ
○HGUC ギャン Reviveでの進化は?
さて、新旧の「HGUC ギャン」を並べてみました。
右が初代HGUC、そして左が今回作製したReviveギャンです。
こうして見ると、Reviveギャンは腰がかなり細いです。また色は初代が紫に近いの比べ、Reviveでは濃いブルーになっています。
写真は新旧ギャンの上半身のアップです。
うーむ、並べてみるとReviveギャンはモノアイレールの幅が随分と狭いですね。
(あと、頭頂部の突起は旧版のほうが鋭くていい感じです。)
さて、劇的に変わった可動はというと...
旧版は写真のようにヒジが90度しか曲がらないのに比べ、Reviveギャンはヒジが180度+手首の可動付きと大分変化しています。やはりこうして比べてみると、随分と違いがありますね。
そしてさらに大きく進化しているのが、写真の脚部の可動です。
初代HGUCは、足首がほぼ可動しないので足の裏を地面に接地した状態では、写真のように脚をほとんど動かすことができませんでした。
今回のRevive版では、自在に前に踏み出せるようになっているのは、なかなか素晴らしいですね!
HGUC 197 機動戦士ガンダム ギャン 1/144スケール 色分け済みプラモデル バンダイ 2016-05-21 |
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