HGUC ガンダムトリスタン まとめ
「RX-78AN-01 ガンダムトリスタン」は、宇宙世紀0096年を舞台とする小説およびアニメ「機動戦士ガンダム Twilight AXIS」に登場するモビルスーツである。このガンダムトリスタンはNT-1を改修した機体で、戦闘により中破した機体を流用し、頭部やランドセルそして胸部などを新造した機体となっている。そういう事情もあってか、キットとしてもAランナーをNT-1から流用するなど、関連性が見て取れる。
さて、「HGUC ガンダムトリスタン」のキットのデキはというと
・関節部などNT-1を流用するものの、外装など殆どのパーツが新規に設計。
・可動は13年前のアレックスがベースのため、今となっては物足りない可動。
・色分けは外装がほぼ新設計なので最新のキットに準拠...のはずが、なぜか中途半端。
・ただし、フォルム自体はイケメンガンダムでなかなかのカッコよさ。。
となっている。
最新のキットにして、10年前の雰囲気を味わうことができるこのガンダムトリスタン。色々な意味で、珍しいキットなので興味があれば手に取ってみることをオススメする。
・塗装必要個所
成型色と付属のシールで色分けされているが、部分塗装が必要な箇所は多め。
部分塗装が必要な箇所としては
・ビームライフル上部の青
・脚部バーニア内部や、アンクルアーマーのモールドの黒
・リアアーマー中央の窪み部分の赤&黒
・両肩の黄色い縁取りと内部の黒
・バックパックのバーニア内部の赤
など多々存在する。
・合わせ目はヒザから下は工夫されているのものの、それ以外は目立つ部分に普通に存在する。
・大腿部中央
・肩アーマー中央
・前腕部中央
・ビームライフル中央
など、ど真ん中の目立つ部分に合わせ目が多数あるのは、最近のキットとしては意外性がある。
・武器、付属品
ビームライフル
シールド
ビームサーベル×2(刀身はクリアピンク成形、持ち手はバックパックに収納可)
握り手左右、武器用右手
・可動
13年前のアレックスの関節パーツを流用しているため、ヒザやヒジの可動は当時標準の90度程度となっており最近のきキットと比べると物足りない。このトリスタンでは、フロントアーマーの可動がアレックスよりも制限されていることもあり、アレックスよりも劣る可動箇所があるのはいただけない。
特徴としては
・股関節は昔懐かしいボールジョイントを採用。
・肩関節は軸のみのシンプル構造。
・プラスに考えると可動箇所が少ないため、関節はヘタりにくい
となっている。
■おまけ
○ホンとに元は同じ機体?
さて、このガンダムトリスタンの元になった機体「HGUC ガンダムNT-1アレックス」と一緒に並べてみました。
うーむ、脚部に一部面影が残るものの、見た目はまるで別の機体に見えますね。
写真はトリスタンとアレックスの背中側です。
と、こちら側から見ても共通点がほとんど無いような気が...。
設定はともかく、これだけ違うならNT-1のパーツを流用する必要があったのか、かなり疑問です。
アレックスとトリスタンは、シールドなどの装備品も全く異なりますが、2004年当時にしっかりとシールも付属しているアレックスは今見てもなかなかの良キットですね。
ということで、ディテールを比べてみると、アレックスのほうがかなり細かいことがわかります。(知らない人が見たら、アレックスのほうが最近のキットだと思うかもしれません。)
このトリスタンは、フォルム自体はなかなかのカッコよさなので、NT-1のランナーを無理に流用せず全て新規に設計していれば、もっと素晴らしいキットになっていたのでしょうね。
HGUC 機動戦士ガンダム TWILIGHT AXIS ガンダムAN-01 トリスタン 1/144スケール 色分け済みプラモデル バンダイ 2017-06-10 |
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