「ザクII C型/C-5型」はザクIIとしては比較的初期に生産されたタイプで、主に宇宙戦闘を想定して設計されたMSである。後に宇宙仕様のC型を宇宙と地上で運用可能にしたのがC-5型で、こちらの機体は特にコックピット周りなどに変更が加えられている。このキットは以前発売されたORIGIN版のシャア専用ザクと基本的には色違いのキットとなっているが、意外にも付属している武器はシャアザクよりも豊富で、実は本キットのほうが色々と武器を換装して楽しめるようになっている。
この「ザクII C型/C-5型」はキットとしては
・量産型ザクとしては、最新キットのフォーマットを継承。
・パーツ数は通常のHGと同等だが、RG並みのディテールを再現!
・ベルト給弾式マシンガンをはじめとした豊富な武器が付属
・ヒジやヒザの可動はRGとほぼ同じレベル!
と、なっている。
基本的にはHGのオリジン版シャアザクと同じキットだが、やはり緑の量産型ザクの最新キットとなれば気になる人も多いと思われるこのキット、ぜひシャアザクと一緒に並べてみることをオススメする!
・塗装必要個所
成型色の緑が濃いことに目をつぶれば、そのままでほとんど問題ない。部分塗装するなら
・バーニア、各部窪み等のグレー
・ヒートホークの刃
等に部分塗装が必要。
・頭部や脚部など全体的に見れば合わせ目はかなり少ない。ただし、割と目立つ以下に合わせ目がある。
・ショルダーアーマー中央
・前腕中央
・バズーカの中央部がモナカ
・武器、付属品
MS用マシンガン(予備のマガジン付き)
ベルト給弾式MS用マシンガン
MS用対艦ライフル ASR-78
MS用バズーカ A2型(バックパックにマウント可)
ヒートホーク(手持ち用と、腰へマウント用の2種)
シールド(左肩にマウント)
握手(左右)、ライフル用右手、左平手
バズーカの予備マガジンX2(シールドにマウント可)
・可動
HGとしての可動はかなり優秀。ヒジやヒザはただ可動範囲が広いだけでなく、関節を曲げると内部のパーツが露出するなどの配慮もされている。
・ヒザやヒジなどはRGと同等レベルの可動。
・HGにして足先の可動を実現。
・胸部は左右の肩ブロックが可動。
・首はまさかの2重関節でモノアイも可動
となっている。パーツ数を抑えながらここまでの可動を実現しているのは、まさにバンダイ驚異のメカニズムである。
■おまけ
○量産型ザクあれこれ
1/144スケールの量産型ザクということで、同じスケールの緑の量産型ザクを並べてみました。
写真左から
・HGUC 量産型ザクII
・HG ザクII C型
・HGUC ザクII F2型
ですが、これを見るとC型が一番スマートな印象です。
写真は「HGUC 量産型ザクII」とC型のアップです。
うーむ、同じ緑でもやはりかなり濃さが違いますね...。
あと、初代の量産型ザクは全体的に大柄で、頭が特に大きく見えます。
そして写真はC型とF2型のアップです。
F2型は量産型ザクIIよりも新しいキットだからか、全体的なプロポーションはC型に近いです。
(F2型のほうが量産型ザクIIよりも濃い緑ですが、やはり色の濃さはC型が最強です^^;)
こちらはヒザ関節の可動を比べたところです。
量産型ザクは90度未満、C型は立ちヒザ可能なレベル、そしてF2型はその中間と可動は時間とともに確実に進化していることが分かります。
ちなみに初代量産型ザクでは、足首が写真のようにビックリな可動をします。
最近のキットでは、こんな不自然な可動をするものは無いですが、当時はなんとか可動を広げるために考えた、ある意味コロンブスの卵的な発想だったのでしょうね。(今は歴史の1ページになりました。)
○隊長と出撃
さて、オリジン版のシャアザク&量産型ザクが揃ったので、一緒に並べてみました。
量産型ザクは、シャアザクに比べて、
・ベルト給弾式マシンガン
・ザクマシンガン
が追加されていますが、隊長の前では武器が豪華なのは...内緒です^^;。
ということで、隊長と一緒に対艦ライフル&バズーカ装備で出撃です。
これだけの武器があれば、いったい何隻の戦艦を沈められるのでしょうかね?
Anonymous (04/19)
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tkt0314 (04/18)
スミ入れマーカー (04/18)
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