「ガンダムF91」といえば、劇場用アニメ「機動戦士ガンダムF91」で登場した主役MSである。(パイロットはシーブックさん。)このF91はガンダムシリーズの流れ的には、「逆襲のシャア」から約30年後が舞台であり、UCシリーズではかなり後半の部類にあたる。さて、この時代のMSはというと、
「小型高性能化!」
が進んでおり、このF91は身長が15.2mと初代ガンダムよりも2割程度小さな機体となっていて、当然であるがスケールキットであるこの「HGUC ガンダムF91」も、HGUCとしてはかなり小柄なサイズとなっている。ただし、ディテールはサイズを感じさせないデキとなっている。(この技術があればさらに小型のガンプラもリリースできそうな気がする。)
さてこの「HGUC ガンダムF91」はキットとしては
・ヒジやヒザなど可動は良好でいろいろなポーズがカッコよく決まる!
・背中のヴェスバーは前方に回転&伸縮し発射体制が取れる!
・最大稼動状態は、パーツ差し替えで再現!
・ビームライフルやビームランチャーなどひと通りの武器をセット!
・色分けはちょっと微妙なので、部分塗装にはかなりの根性が必要^^;
となっている。プロポーションや可動は問題ないが、部分塗装がかなり必要なこの「HGUC ガンダムF91」。この際、部分塗装の練習用として購入し、思う存分腕を振るってみることをオススメする。
・塗装必要個所
色分けは成型色とシールである程度されているものの、かなり色が足りていない。設定通りにするならばHGUC屈指の量の部分塗装をする覚悟が必要^^;。
・各部三角マークの黄色
・マシンキャノン、バルカン砲の黄色
・バックパック等各部スラスターのオレンジ
・足先等のグレー
・ビームランチャーの動力パイプ&エネルギーパックのグレー
・肩部の放熱フィンの白
上記、黄色とオレンジは部分塗装を推奨だが、これだけで部分塗装としては全体の8割程度を占めている。
・合わせ目は腕や脚などの主要部分には無いものの、周辺部に結構存在する。
・肩アーマー中央
・ヴェスバー中央
・頭部側面
・ビームライフルなどの武器
・武器、付属品
ビームライフル
ビームランチャー(お尻にマウント可)
ビームサーベル×2(刀身はクリアグリーン成形)
ビームシールド(クリアグリーン成形で前腕にマウント可)
ヴェスバー×2(伸縮可能で割と自由に回転する)
フェイスパーツ2種(通常時、最大稼動時)
肩の放熱フィン2種(通常時、最大稼動時)
・可動
可動はHGUCシリーズとしてはかなり良好。肩はボールジョイントに肩アーマー側に可動するポリキャップが付くというちょっと変わった構造となっている。
・ヒジやヒザは2重関節なっており180度近くまで可動する。
・つま先は可動しないが、足首関節は広い可動。
・腰は球体ジョイントにより各方向に可動する。
・股関節には上下方向への回転機構がある。
■おまけ
○ガンダムと一緒
ガンダムF91を同スケールのRG ガンダムと並べてみました。
サイズ的には頭1つ分ぐらいの違いですが、やはりこうして見ると随分と体格が違います。
○MG VG HGUC
次は昔作った「MG ガンダムF91」と比較してみました。
うーむ、さすがに1/100と1/144では随分とサイズが違いますね。
しかし、こうして見るとMGとHGUCではサイズこそ違うものの、プロポーションはかなり似ているような気がします。
とは言え...
手ごわかったバックパックもMGでは、ちゃんと成型色で色分けされています。
さらにマシンキャノンや三角形の部分まで色分け(ただし中の黒い三角はシールで再現^^;)されているのは、さすがMGです。
ちなみにこの「MG ガンダムF91」は2006年の発売なので、もう8年も経つのですね...。
このキットのまとめで書いた記事に
「このサイズでMGが実現可能ということは、近い将来きっとHGUCのスペックがMGと同等になるか、もしくは1/144サイズの新ラインナップの製品が登場してくるのではないかと推測される。」
と書いてありますが(←今では全く記憶に無い^^;)、このキットから4年後にはRGがリリースされることになるわけですな。(個人的には、そろそろHGUCのVer2.0を出して欲しいところです。昔のHGUCで今の基準では残念なものを、最新技術でリファインしてくれるといいのになぁ...。)
Anonymous (04/19)
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tkt0314 (04/18)
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