ジオングは、TVアニメ「機動戦士ガンダム」に登場するジオンのラスボス的MSである。パイロットは、赤い彗星ことシャア・アズナブル。TVアニメではジオングは、脚のない状態で出撃したことで有名であるが、このパーフェクトジオングは、脚がついた状態で完成度100%(パーフェクト?)なジオングということで、この名前が付いているのかもしれない。この機体は、設定など諸説あるらしいが、元々は「マンガ プラモ狂四郎」で登場した「脚付き」のジオングが元祖だったようである。
それはさておき、TVアニメで
ジオン兵A 「80パーセント?冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100パーセント出せます」
シャア 「足は付いていない」
ジオン兵A 「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」
という有名なセリフに対して、
じゃあ、脚が付いた100%のジオングってやつを見てみたい!
と当時思ったファースト世代の人に対して一つの回答を与えるということで意味のあるキットとなっている。さて、この「MG パーフェクト・ジオング」はキットとしては
・とにかくデカい!高さはメガサイズガンダムに匹敵する36cm!
・アニメではなかった、前腕部などの外装も追加され、まさにジオングとしてはパーフェクト。
・オールレンジ攻撃再現用の、サイコミュ置き台が2つ付属。
・メガサイズのサーベルも付いている。
と、とにかくそのデカさを堪能できるキットとなっている。ジオングの、完全体ともいえるパーフェクトジオング、もしノーマル版ジオングをまだ作っていないのであれば、ぜひこちらを作ってみることをオススメする。
・塗装必要個所
色分けはかなり高度で、そのままでほぼ設定通りとなる。細かな部分では
・バーニア内部の黒。
・パイロットフィギュア(ただし余剰パーツ扱い)
あたりに部分塗装が必要。
・一昔前のMGにもかかわらず、気になるような合わせ目は殆ど無い。上腕などの追加装甲は取り外し式となっているため、合わせ目は存在するが、サイズが大きいため、ほとんど気にならない。
・武器、付属品
サーベル(専用パーツを使用することにより腰にマウント可)
腕置き台X2(高さが2段階調節)
サイコミュ再現用のリード線と接続パーツX2
パイロットフィギュア(シャア 座/立、ただし取説上は余剰パーツ扱い)
手の平だけ差し替え式のマニピュレータ(差し替えによりサーベルがマウント可能になる)
・可動
フレームだけのときは、想像以上の可動を見せていたが、さすがに外装を取り付けるとそのボリュームから、あまり大きな可動はできなくなる。ということで、可動はそれほど優秀とは言えない。ただし、このパーフェクトジオングは、大きさがメガサイズガンダムとほぼ同じ36cmということもあり、ただ立っているだけでその存在感はバツグンである。
■おまけ
○ジオンの脅威
さて、前回のジムレンジャーの活躍から既に3年...。しかし、その後ズゴック兄弟は着々と復讐の準備を進めていたのでありました...。
ズゴック弟「つ、ついに新兵器が完成しました!」
ズゴック兄「そうか弟よ、よくやった。これでついにヤツらを倒すことができるというものだ。」
ズゴック兄「で、どんな新兵器が完成したのだ?」
ズゴック弟「兄さん、これを見てください!」
ズゴック弟「ジャーン!我がジオンの総力を結集して開発したジオングです!」
ズゴック兄「むぅぅ、脚は、脚は無いのだな...。これは80%のデキというところか?」
ズゴック弟「脚なんて飾りです!現状でもジオングの性能は100%出せます!(と言いつつ、脚は予算の関係でまだ開発中~)」
ズゴック兄「まあ、いい。これでもヤツらを倒すには十分そうだしな。では、さっそく出撃だ!」
以下、途中はかなり省略^^;
ズゴック兄弟「ということで、やれジオング!我らが長年の恨みをはらすのだ!」
ジムレンジャー一同「うぉ、なんだあのデカいやつは??」
ジム隊長「うわっ!いきなり襲いかかってきたぞ。(しかも顔がかなりコワイ)
ジムブラック「隊長!これは...いったいどうしたらいいでしょう?!」
ズゴック兄「ジオングよ、まずはその"何もしないと評判の"ジム隊長をやっつけるのだ!」
ジム隊長「うぉっ!何この大きさの違いは!これはもはや...」
ジム隊長「とうとう、秘密裏に開発を進めていたアレを使うときがきたようだ...。」
ジムレンジャー「おお!これは...ジム隊長が何かを出すぞっ!」
ジムレンジャー「って、空から何か大きな物体が...」
ズッドーーン!!
ズゴック弟「兄さん、ついに飾りの脚がいま本部から到着しました!」
ジムレンジャー「ああ!隊長がデカい脚の下敷きに...」
ジム隊長「うぉ。飾りの脚にやられるオレっていったい...」
ズゴック弟「さて、ではドッキングタ~イム」
ガッキーーン!!
ズゴック弟「見よ!これが脚がついてさらにパワーアップした、その名もパーフェクトジオングだ!」
ジムレンジャー「おお!さらにデカくなった、これはかなりヤバそうだ!」
ジム隊長「いや、待て。我々にもやっと新兵器が届いたようだ。これでやつに勝てる!」
ズゴック兄「うわっ!なんだこのデカブツは!(まさに白い悪魔)」
ジム隊長「ふふふ、これが我が連邦軍が秘密裏に開発した、メガガンダムだ」
ズゴック兄弟「むぅぅ、だがしかし、こうなったらもはや行くしかない!」
ズゴック兄「やれ!パーフェクトジオング!」
ジム隊長「いけ!メガガンダム!」
ズゴック兄「おお!これはどちらがパワーがあるか力くらべだ!」
ジム隊長「これは、まさに互角、どちらが勝つんだ?って、あれっ?」
ツルッ!ドッカーーン!
ジムレンジャー「ああ、隊長がコケたメガガンダムの下敷きに...。(もしかして自爆?)」
ズゴック弟「ア、アニキ~!(って、オレの作ったメカのせい?)」
ジム隊長「うぅぅ。こんなことならいつものように何もしなければよかった...。」
ズゴック兄「これは、今日のところはこれで勘弁してやる!」
ズゴック兄「って、重いから早く助けてくれ~」
ということで、今回の戦いは引き分けに終わったようです。
ちなみに、ジオングとメガガンダムがコケた原因はこの人↑が食べた宇宙バナナの皮だったということは、誰も知る由もなかった...
Anonymous (04/19)
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tkt0314 (04/18)
スミ入れマーカー (04/18)
Anonymous (04/18)